

スペイン到着の翌日にはマドリード郊外にあるアルカラ・デ・エナーレスという小さな町を訪問してみた。
宿から駅まで行く途中に見つけた教会にちょっと立ち寄り。



朝の教会の荘厳な雰囲気。




地下鉄でテーミナル駅となるマドリードのアトーチャ駅へ。


鉄道に乗ってアルカラ・デ・エナーレス駅へと移動。



駅から街へと歩く途中で腹ごしらえ。
ガソリンスタンドの横にあった憧れのスペインバル。カウンターがいい感じだ。珈琲とパンとパイを注文。



街中へ。



この街は中世に設立された大学があることでも知られた街。大学構内に入ってみる。



世界有数の歴史を持つアルカラ大学(現マドリード・コンプルテンセ大学)が中世に設立された。




何か大学の催し物をやっていたようだ。行列の一団が横を通り過ぎていく。




雨も降り始めてきたので街一番の観光名所を探して移動する。




やってきたのはドン・キホーテの作者の生家。



この街はドン・キホーテの作者エルバンテスの生まれた町である。敷地は大きいわけではないが訪問客は多い。



この後鉄道でバルセロナ方向へと移動しようかと思ったのだが、間違ってマドリード駅方向へ戻る車輛に乗ってしまっていたためこのまま一旦マドリード駅まで戻って新幹線に乗車することとした。


マドリードの拠点駅であるアトーチャ駅ではこの植物園が名物で、都会のオアシスとして駅の中にある巨大な木々は見応え抜群。



改札を通過して駅のカフェで新幹線の発車時刻を待つ。


スペインの新幹線はスペイン国鉄の運営するAVE。
スペイン全土を網羅しておりフランスのTGVとも接続する。


乗り心地は日本の新幹線よりも良く快適だ。


バルセロナ駅へと到着。
あっというまであった。日本でいったら東海道新幹線のような二大都市を繋ぐ国の大動脈といったところだろうか。


高速鉄道の駅から地下鉄に乗る際にはバルセロナカードという数日間地下鉄乗り放題券を購入。とりあえず荷物を置くため宿へと移動する。


観光・商業地区からは遠く離れた郊外の方にある町のバックパッカー宿に宿泊した。団地の合間にひっそりと立地していた。
コロナ前のバルセロナは観光公害の代表として度々とりあげられるほど旅行者が集まりキャパオーバーがよく言われていたが、噂に違わず市内の宿はどこも非常に高額であったためこんな場所しかとれなかった。


友達との待ち合わせの場所へと移動する。
地下鉄では日本語放送でスリに注意するよう呼びかけていた。それだけ日本人が狙われやすいということなのだろうか。


別途スペインに来ていた日本の友人と合流するために広場で待ち合わせ。


ジプシーの人達が仮装して記念写真サービスをしていた。


無事に友人と合流して歩行者天国の通りをブラブラ。
ラテンっぽいジェラート。


電車で移動してラーメン屋にでも行こうかと思ったら、まさかの地元民が大行列を作っていた。


仕方ないので近くのバールとやらに入ってみることにした。
スペイン地元料理も店といえるバールに入ったのは今回が初めて。特段ガイドブックに載るような有名店ではなかったのだが期待以上に美味しくてスペインの食のレベルの高さを感じられた。


そして店主の陽気なラテン気質が地元の名店感を醸し出して良い雰囲気。
スペイン料理のファンになってしまった一晩であった。