宜蘭から花蓮へ移動した当日, 更に花蓮から一気に台湾南部の台東を目指す。


花蓮駅。
相変わらず台湾の鉄道はキャラクターがいっぱい。


やってきたのは花蓮と台東の中間の玉里駅。
花蓮から台東までは結構距離があるので途中下車してみようと突然思い立ちやってきた。花蓮からは29元の豊田駅行きの切符を買っていたので駅にて精算する。



別に特に目的があって降りたわけではない。ザ台湾の田舎町って感じだ。街中は赤提灯が沢山。


なお、この時は気づかなかったのだが, 玉里には日本統治時代に建てられて玉里神社の遺構があるため, こちらが日本人観光客の訪れるスポットとなっているみたいだ。
再び駅に戻り今晩の宿泊地である花蓮を目指す。そして特急に乗りながらGoogle Mapを見ていると,
あれ?なんか北上してる?。逆方向の台北方面樹林駅行きの列車に乗ってしまっていた。。。


回ってきた車掌に申し出ると列車の最前方車両に座らされて何故か掃除のおばちゃんが慰めてくれるという場面もあったが, 結局もときた花蓮駅に着いてから再び新しくチケットを買いなおさせられて台東へと行くこととなった。
玉里駅から台東駅までの154元の自強号を購入済みだったのだが, それは使われずに破棄することとなり345元のチケットを買いなおした。
損した感があって気持ちもダダ下がりの中ですっかり暗くなった夜中に台東駅へ到着。
どうやらカヌーがこの街の文化の象徴のようだ。この地域に先住していたタオ族という台湾原住民が海洋民族だったことに起因しているのだろう。この船でフィリピンから台湾の海をかつて移動していた。


バス停でバスを三十分程待つも全然来ないため結局タクシーを使って中心部の夜市まで移動。280元。
タクシーの中で地球の歩き方を見ながら宿泊場所にめどをつけておく。
そして夜市の前で降ろしてもらうのだが, この時に地球の歩き方をタクシーに置き忘れてしまった。地図がない状態でしかも携帯電話は充電が切れた状態。何も情報がなくホテルを探さなければならない。
しかも目をつけていて頭で場所を覚えていたホテルは行ってみると営業していなかった。これはまずい。台湾でも辺鄙なところなので周りを見渡してもビジネスホテルらしきものが全く見当たらない。
どうしようかとうだりながら適当に夜道を歩く。


そして偶然見つけたのがこのBackpacker’s gesthouseという宿。
バックパッカー用というだけあって値段も安いし寝る分には全く問題のない良いホテルだった。各国からの旅行者が宿泊していた。


人形焼きみたいなもの40元。



夜市でご飯。
ブラブラ気ままに旅してきた台湾一周も残すところ後一日だ。