【呉の軍港と江田島の旅】後編

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呉から江田島へ

呉の博物館をあとにして隣の港へと移動。

切符売り場でチケットを購入して江田島行きのフェリーに乗船する。

なかなか立派な船であった。

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中は学生や地元の人達が乗船していたが広々とした空間となっていた。

移動中は呉湾に停泊する巨大な船舶や造船所を眺められる。

その中には外面を壁と屋根に囲まれた戦艦大和の造船所もある。

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江田島小用港に到着。

港から海上自衛隊の学校へバスで移動した。

海軍兵学校

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ここが旧海軍兵学校

上の写真が現役の幹部候補生学校の宿舎。そして下が大講堂である。

大講堂は立派な施設でかつて世界三大士官学校に数えられただけのことはあった。

マイクがなくても館内中に声が届くような設計となっている。

日露戦争の時代を物語にした坂の上の雲の撮影にも使用されたそうだ。

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本当は海に面したここが正門

船で来てここで降りて来校するのが正式な入場だそうで日本政府の閣僚が訪問するときなどに使われるそうだ。

そして教育参考館にも訪問。

ここは資料館となっており印象的な展示は多かったが内部は撮影禁止であった。

遺書などデリケートなものが多く脱帽・撮影禁止となっている。

下写真は建物前にあった特別潜航艇である。

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江田島から広島へ

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ツアーが終わり旧海軍兵学校を後にしてバスに乗ろうとすると学校生を沢山見掛けた。

港からは呉行きではなく広島港行きのフェリーチケットを購入する。

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呉行きよりだいぶ小さめの船に乗船。

人数は多く入れなさそうだがその代わりスピードはなかなか出た。

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広島港に到着。

ちょうど夕暮れ時で海が奇麗に。

客船だけでなく産業用の船が盛んに行き来する活気ある瀬戸内海の雰囲気を味わえた船移動であった。

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ここから愛媛県の松山行きなども出ているようだ。

案内用に電光掲示板があったりと広島港はまるで駅のように綺麗に整備されている。

内陸出身の自分には不思議な光景だ。

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広島にて

路面電車に乗って広島の中心街へ。

修学旅行では来なかった広島の繁華街に初めて入ったが, 洗練された空間というよりは昭和の雰囲気を色濃く残す街の空気感であって, 昭和の映画に出てくるような様子がなかなか興味深かった。

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夕食はもちろん名物のお好み焼き。

たまたま見つけた行列店に入ってみたが, どうやら有名店だったようで味は絶品。

カウンターの目の前で焼いてくれるスタイルも食べる前の時間を楽しむことができてより一層美味しく感じられる。

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翌朝は路面電車に乗って移動。

路面電車が中心部を頻繁に走るので移動が楽だし, 壁で隔絶された電車と異なり街中の様子がそのまま目に入って来るので乗っていて飽きることがない。

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最後の広島駅では地元企業のカルビーのお菓子をお土産に購入して家路に着くのであった。