

マスカットのシェラトンホテルを後にしてニズワへと向かう。



ニズワはオマーン内陸部の山岳地帯にある歴史的都市。向かう途中はソハール・マスカット間の道とは異なり、山の間を縫うように走っていく。


険しい山道を登ってやってきたのはジャベルアクダルという山の上。
山道に入る前に4輪駆動車かを確認するために警察が検問を張っているほどの場所。日本では走ったことのないような急角度の斜面を上って走った。


上までやってくる頃には絶景が。避暑地リゾートとして開発されているだけあって大手のホテルが多数この山の上の町に立ち並んでいた。オマーンやUAEの観光客が夏休みなどに遊びに来る場所で多数のドライブ客をみかけた。


絶景。山の上には空港もあってそれなりに大きな村もあるので住民も意外と多いようだ。


山を下って夕暮れ時に差し掛かった頃ふもとまでみかけたのは昔ながらの水道。ファラジという灌漑用水路。オマーンのファラジは世界文化遺産にも登録されるほどのものなのだ。


この地方の中心都市ニズワの町中心部へとやってきた。市場のあるフォートではお祭りのようなものを開催しており地元の人間が独特の伝統音楽に乗せて個性的な舞踊をしていた。


子供達など遊びに来る人も多数いて、乗馬体験や屋台なども出店。


ローカルデザートなどを買い食いして楽しんだが、日本の祭りの屋台で食べると不思議と美味しく感じるような面白さがあった。地元の店主はアラビア語中心で英語が決して得意ではなかったが、なんとか知っているアラビア語を並べてCommunicationをとって注文できた。


フォート内には巨大なオマーン国旗も掲揚。