

以前にも乗ったバスに10時半頃乗り1時間ほどかけてバクタプルへと向かう25ルピー。
更にバクタプルで乗り換えてナガルコットまでいく。



ナガルコットに到着。


これから結構歩くので停車した目の前の売店でちょっと休憩。



ナガルコットの中心部。
ここではバイタクの運ちゃんからよく声を掛けられる。


道はほぼ坂。
子供達の通学も大変そうにみえるが彼らは至って元気そうだ。



一通り街を見て回ったところでバスを降りた場所に戻る。
そこから少し道を下ったところから, コンクリートの車道を外れてトレッキング開始。チャング・ナラヤンを目指す。


残念ながらここにきてもヒマラヤは見えなかったが, 周りは絶景。風の谷といった感じだ。
谷間のところどころに民家が散らばって建っている。舗装されていない山道が中心だが, 道はならされていて結構人が通るようだ。



基本的に下り坂である上に景色が良いので, 歩き続けるのは全く辛くない。


道の先に地元の人達が集まっていると思ったら, 肉を捌いて取り分けているところだった。


道の真ん中で大っぴらにやるのが許されるのもネパールの雰囲気ならではの事だ。


更に歩を進めていくと・・



家畜が行く手を阻む。


家畜が道の真ん中を陣取るので, その横を遠慮気味に通過。平和な光景だ。



更に歩き続けいくと, チャング・ナラヤンまで半分ほどの地点でちょっとした集落に出てきた。


ここはフェディと呼ばれ, チャング・ナラヤンとバクタプルを結ぶバスも通る地点。
少し飲み物を買って休憩。


フェディの先は少し登り区間があった。
先ほどまでの視界の開けた山道とは異なり, この区間は日本のような木々に囲まれた山道。日光が遮られて鬱蒼とした感じになるので少し圧迫感がある。



途中途中に分岐点があるため道を間違えていないか不安になりながらも歩を進める。
五色旗にも遭遇。


木々の間の道を抜けると視界が開ける。
この日は天気も良く見晴らしがよい。


下り坂になってから段々民家や道を歩く人の数が増えてきた。


チャング・ナラヤンに近づいてきたころには常に民家や歩く人の姿が見える状態に。ここまでくれば道を間違えることはないだろう。



驚くべきことにこんな車も通らない山道に日本の支援で建てられた教育所があった。
どうやら日本のNGOやODAにより貧困女性支援のために建てられた教育センターのようだ。


そしてチャング・ナラヤンへ出たところでバス停からバクタプル行きに乗車。バスは17時半頃乗車して30分ほど35ルピー。
バクタプルに近づいてくると流石に交通量が増えてくる。そして狭い道でトラックとすれ違う瞬間・・・!!!まさかのバスのサイドミラーを持っていかれる!!
えぇーっと乗客も運転手も驚いたものの, まさかの対向車のトラックは何事もなかったかのように彼方へと走り去っていった・・・。結局何もしようがなく, サイドミラーを失ったまま, バクタプルへと到着。運転手はその後, 会社などへ電話したりと事後処理が大変だったよう。
自分はカトマンズ行きへと乗り換えて18時から1時間ほどバスに乗車25ルピー。カトマンズへのバス車内では隣の若者が日本語勉強中らしく片言をしゃべることができたので話をして仲良くなり連絡先を交換した。
そして帰国日の翌朝空港へ。


カトマンズの空港は首都の空港とは思えないほど狭くて密度が高い。
飛行機がおくれていたようなのでなおさら人でごった返す。

結局今回の旅で色々とビュースポットはあったものの結局ヒマラヤは見られずじまいであった・・・。


ところが・・・。
飛行機が離陸してしばらく経ち機内も安定した頃・・・。

機内にアナウンスが。
皆さま左側に見えますのがエベレストですとの事。

なんとこの時偶然にも機内左の窓際席に座っていた。なんとラッキーだ。
泣く泣く見られず終るかと思いきや最後の最後に雲から突き抜けたエベレストの頂上付近を間近に見られることができるとは。今まで苦労した甲斐があったという事なのか。
こうして今回の旅も最後の最後でどんでん返しがあり帰路につくのであった。