【火の国と風の街】アゼルバイジャンの旅前編:カスピ海のバクーへ

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バクーのヘイダルアリエフ空港に到着。

空港から市内へと向かう。

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空港から市内への道路沿いには奇抜なデザインの建物が並ぶ。

上写真は国営石油会社SOCAR本社,

下写真はヘイダルアリエフセンターという観光名所

国立競技場の当初設計で有名になったザハ氏により設計さけている。

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ヨーロッパ調の建物と広々とした道路沿いに団地が並ぶ旧ソ連の雰囲気が漂う市内の様子。

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市内には広場が多くて広々とした都市空間となっている。

イスラム教(しかも珍しくシーア派が多数)の国だが, 女性たちも含めて抑圧的な雰囲気など一切ない

この国でよく飲まれるアゼルチャイは紅茶にジャムのかかったコンポートやレモンと一緒に飲むのがアゼル流だ。

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夜の大統領官邸

流石に周辺は警察による警備が厳しいようだ。

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近くにあったショッピングセンター。

近未来的雰囲気の建築物が多いのがアゼルバイジャン流で第二のドバイ, コーカサスのドバイなどとも言われる。

この国の陸上やカスピ海上で採掘できる原油による経済力を背景としている。

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バクーの旧市街へとやってきた。 バクー第一の旧跡である乙女の塔。かつて望まぬ結婚を強いられた王女が塔の上から身を投げた逸話で知られている。現地の友達の話によると今でも時折恋愛感情のもつれから女性が身を投げる事があるそうだ。

下は近くの旧ソ連時代の建築物。

バクーは隊商宿の集積する町だった頃から続く旧市街の雰囲気, 旧ソ連の雰囲気, そして近代的雰囲気からなっていると思う。更に地理的にはヨーロッパ的, ロシア的, 中央アジア的, ペルシャ的雰囲気がまじりあった感じで興味深い。

しかも共通言語のアゼル語はトルコ語にかなり近いという複雑な状態にあり, そんな文化的・政治的・資源経済的要衝であるが故に小国ながら地政学を解説する本ではよく題材として取り上げられている

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かつてシルクロードを駆けるキャラバンサライの隊商宿であったバクー旧市街は迷路のようだ。

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そして旧市街の奥に見えるフレイムタワー。

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建物が美しいだけあって夜のライトアップでは良い雰囲気になっていく。

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まるでディズニーリゾートのようだ。

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イスラム教の国だが, 開放的・宗教にはあまり厳しくない雰囲気であるためクリスマスもイベントとして公然と楽しまれている。

下写真の旧市街への門は夜中になると幻想的にライトアップされる。

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ご飯も美味しい。カスピ海沿いだけあってヨーグルトも有名だ。

また古代からのワインの産地としても有名である。

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バクーは近年F1の開催地でもありこの時期は市内がサーキットと化す。

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大通りがフェンスで囲まれ, 大統領官邸前にはピットが付設される。

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世界遺産でもある旧市街の城壁横をF1マシンが高速で走り抜けるのもバクーGPの醍醐味である。

アゼルバイジャンの旅ー続く