【王国の首都】UAE・オマーン陸路ドライブ旅3:王都マスカット

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お菓子工房を出発してしばらく走るとスィーブという郊外都市を通り抜けて、首都マスカットの中心部に入る。

マスカット国際空港を通り過ぎた辺りは整然と道路が綺麗に整備され、巨大なショッピングモールや外資系ホテル、政府系施設などが散見され、この国の首都であることを感じさせられる。

その首都っぽい地区を過ぎるとアラビアらしい荒涼とした山脈を背景にマトラという歴史的地区に入る。

今回そのマトラ地区にほど近いところにあるシェラトンオマーンホテルに宿泊。

マトラ地区の海岸沿いへとやってきた。海外沿いの散歩道はマトラ・コーニッシュと呼ばれ、観光客や地元の人達憩いの場となっている。

この湾状になった海沿いでは観光客向けにDolphin WatchingのBoat Tourが出ているそうだ。

魚市場。

海から少しだけ離れて要塞へと向かう。要塞といっても中東ではよくあるフォートと呼ばれる昔ながらの小さな砦だ。

入場チケットを購入。このマトラフォートは16世紀にポルトガル人が一時影響を及ぼしていた頃街を守るための要塞として建設されたもの。今は眺望の良い観光スポットとなっている。日本人も結構くるのか日本語の案内掲示もあった。

小高い山となっているのでここから眺める湾沿いの街並みの眺望が名物である。人混みの中でしばらく階段を上がり続ける。

近代的な船と共にアラビア地域の伝統的な木造船ダウ船が停泊しているのも見えた。オマーンではまだこういった木造船を建造している造船所があるそうだ。

海側も山側もどの方角を見ても良い景色だ。夕暮れ時だったので景色の変化も楽しむことができた。

コーニッシュへと戻りマトラスークという昔ながらの市場へと向かう。

屋根のあるアーケード街。マトラスークはマスカットでも最大の観光名所の一つだ。

迷路のように入り組んだ路地に布製品・宝飾品・香水・香辛料・土産物などが並ぶ。

シルバージュエリーや手作りの工芸品が観光客に人気の商品なのだとか。

オマーン国旗や国王の肖像画もあちらこちらで見られた。

途中のケバブ屋で夕食をとりホテルへと戻っていくのであった。