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UAEからイタリアのナポリへと飛行機で渡航。到着したのは現地時間の日付も変わりそうな夜遅く。


ナポリ自体はイタリアの中でも大きな町のはずだが、空港は意外にも田舎な雰囲気であった。そしてタクシー待ちのシステムが整備されておらず、タクシー自体もメーターが付いておらず運転手のほぼ言い値であった。
最初尋ねた時は事前に把握していた相場よりも結構高かったため、最初は断って周辺にいる他のドライバーにも声を掛けたのだが、ドライバー同士が知り合いのようで仲間内で値段を決めているのか妥当な価格をオファーをしてくれる運転手はおらず、深夜であまり外に長時間過ごしたくなかったため、途中で妥協して多少の値下げ価格で交渉妥結。
出発すると暗い事もあったが、町中では壁の落書きも目立ち結構荒れていることにびっくりだ。Google Mapを見て変なルートに連れていかれていないかを確認しながら進む。


この日泊まったホテルは日本のビジネスホテルのような雰囲気であった。部屋自体は簡素で大きくもないが館内はきれいに整備されていてスタイリッシュなデザインであった。


ホテルの予約には朝食は含まれておらず明朝は周囲のお店を探索。ホテルの向かいに入ってみたかった本場イタリアのバールがあったので初体験してみた。するとびっくり。カジュアルな雰囲気のお店だったが、めちゃめちゃ美味しくてコーヒーの値段も安さに驚いてしまった。ピザが1.5ユーロ、ホットドッグが2ユーロ、そしてカプチーノが驚異の1.5ユーロであった。
流石はスターバックスさえなかなか進出できなかったカフェの本場である。昨晩はナポリの荒廃した雰囲気に驚かされてしまった分イタリアに来れたことの嬉しさが込みあがる。


ホテルから見たナポリの街並み。遠くに高層ビル群も見えるがホテル周囲は結構な雑多な感じ。初めてなので土地勘の無い場所だったが、選んだホテルはあまりよさげな立地では無かったのかもしれない。


ナポリの中心部までホテルが無料の送迎バスを出してくれるという事なのでこれを利用して移動する。


街中はかなり渋滞している様子だが、バスが結構飛ばすのでドンドン進む。
時折見かける街中の路地には地元のサッカーチームの旗が沢山掲げられていて過去にはマラドーナの活躍したこの街のチームが愛されている雰囲気が伝わった。


合法なのか違法なのかよく分からないが、渋滞を横目に路面電車の通る路線を爆速で運転する。


地下鉄に乗るとよく分からない古代遺跡のようなものが。イタリアで地下鉄工事すると考古学的発見によりすぐに工事が中断となると聞いた事があったが、本当に地下鉄駅内にあった。流石はイタリアである。


券売機でチケットを購入。


移動してスパッカナポリの石畳の通りへと移動。
途中にあったピザの名店で休憩。


そこからサレルノ行きの電車へと乗車して移動する。