霧台からの復路。
途中途中の町で見かけるのは見渡す限りの檳榔の赤い看板。檳榔とは噛みタバコ。
そういえばミャンマーなどでもよく見かけた。仕事で運転する長距離ドライバーが主な顧客とするのは共通しているようだ。
屏東はメジャーな観光地ではないが, 乗換とはいえせっかく訪れた場所なので街中を散歩してみることとした。
市場。名前が黄昏市場という洒落たネーミング。
屏東には勝利星村創意生活園区, あるいは眷村と言われる第二次世界大戦後に国民党政府と共に中国大陸から台湾へと渡ってきた軍人たちの住んでいた地区がある。
また彼らが住んだ建物は戦前の日本統治時代に建てられた大日本帝国の軍人達が住む日本様式の建物でもあった。
そしてこの地域がその歴史的背景や建築デザインを特徴として文化活動や観光開発されているのだ。
この時は建物の中でどうやら文学活動が行われている模様だった。
パンフレットを渡されたが, 台湾語のため中身はよく分からなかった。。
歩いて駅前まで戻ってきて市場を散策。 市場は細い道路に沿って屋台が建ち並ぶ。
お茶は45元。
ここの市場はこの細さにも関わらずバイクがひっきりなしに歩行者の横を行き交うため危なっかしくてしょうがない。
パチンコ。台湾にもパチンコがあるようだ。しかも看板が平仮名という謎のデザイン。なんとなく怪しさも漂うが不思議な看板だ。