ドバイ万博では各国のパビリオンだけでなく様々な団体や特定のテーマで出しているパビリオンが存在する。その中の一つがパートナー企業によるパビリオン。ここではドバイ港湾の運営管理をするDP worldとドバイ石油公社ENOCと航空会社Emirates Airlineを紹介。
先ずは米国館の隣にあるDP world。


かなり長いエスカレーターに乗るところが入り口となっている。
エスカレーターをあがって建物内へと入ると本業である港湾施設の紹介展示がある。


昔の船の模型から最新の施設まで。


この建物は中央部が吹き抜けとなっておりその周りをらせん状にスロープがある構造となる。そして地上階には大きなスクリーンが。青を基調として近代的で美しいデザインだ。


螺旋スロープを通って下へと降りていくと、中央部で円形状に雨が降りはじめた。


この雨のショーがこのパビリオンの目玉パフォーマンス。高さもあり美しさだけでなく豪快さもある。


コンピューターで制御されているのか様々に複雑な形で雨を降らすことができるようになっていた。このショーは万博内でも最良の上質なパフォーマンスの一つであった。


次にDP worldのすぐ近くにあるドバイ首長国の石油会社ENOC。
こちらは建物があまり高くないためか、あまり混雑することがなく穴場パビリオンである。ただし、ツアー制なのでまとめて人を一定数入れていくシステムだ。


最初に映像を見た後、、、


やってきた次の円形の部屋には中心部に謎のオブジェが。


部屋の壁面にタッチすると、建物内が点灯されたり、宇宙船が発射されたり、様々にアニメーションが発動する仕掛けとなっていた。



未来のエネルギーによる街と生活が一つのテーマとなっているようだ。



次の部屋はモノクロで無数の光が照っている場所。


床を歩くとそれに呼応して強く光る仕組みだ。



最後にこの塔に階段で登っても良いらしく一番上が展望台になっているそうなのだが疲れていたのでスキップした。


これまたアメリカパビリオンの二つ隣にあるエミレーツ航空パビリオンへ。


このパビリオン完全予約制なので入り口の予約機械で手続きをしていると、何故か受付のCA(の制服を着たスタッフ)に声を掛けられて中に入れさせて貰えた。この時はスーツを着て一人だったのだがそれで優遇して貰えたのだろうか。他に入口に集まっていた人達は入れさせて貰えることはなかった。
空港でチェックインする際にきちんとした身なりの良い格好しているとビジネスクラスにアップデートして貰うことがあるようなのと同じ仕組みなのだろうか。。


入り口を入ると先ずは、透明の小さなボールを手渡される。



手渡されたボールを先々にある様々なコーナーで所定位置に置くとそのゲームが遊べる仕組みとなっていた。
最初にあったのはクイズコーナー。出てくるお題に対して正解した人から順番が付いてスコアを稼ぐ仕組みだ。



その次はロボットアームのコーナー。
色々なオプションが選択できるのだが、例えばロボットアームが格納されている素材を引っ張り出してきてその紹介を行ったりしてくれる。



建物内は近未来風なデザイン。


二階では自分だけの飛行機を作ったりエンジンを開発したりできる。
こちらは新しい形の空港。ドローンを使って航空機の検査を実施して効率化するなどのコンセプトが紹介された。


最後のコーナーはVRによる疑似飛行機体験。
CAが席まで案内してVRの使い方を教えてくれる。



VRの中ではタッチパネルがVR上に表れたり、窓から見える外の景色を変化させたりできるといった仕様になっていた。
DP world
・規 模:★★★
・美しさ:★★★
・内 容:★★
・人 気:★★
ENOC
・規 模:★★
・美しさ:★★
・内 容:★★
・人 気:★
Emirates Airline
・規 模:★★★
・美しさ:★★★
・内 容:★★★
・人 気:N/A (完全予約制)