この記事のもくじ
ドバイの街には数々の有名ショッピングモールが存在する。
屋内スキー場が入っているモール・オブ・ジ・エミレーツ等様々あるが最も有名なのが世界一大きいショッピングセンターとも称されるドバイ・モールだ。
ドバイ・メトロに隣接しているため自家用車を持たない観光客でもアクセスが良い。
ドバイ・メトロの駅のデザインは写真のような形で全駅統一されているのだが, プラットフォームまでエアコン完備のため快適だ。
ただし一番先頭と後方の車両は女性や障がい者のための優先車両のため注意が必要。




切符は一回一回購入してもよいがスイカのような交通系ICカードが使えるためチャージして使うのが便利。
車窓からはあちこちで建設作業が進められるドバイの都市開発状況を臨める。


世界一高いビルもあるブルジュハリファ駅で降りると空調完備の歩行者用通路がドバイモールまで繋がっていて, 動く歩道が延々と続く。




ドバイモールに入って飲食店の小店舗エリアを抜けると目の前にはどこかで見たような店が。
派手な看板の下には日本発の大型書店である紀伊国屋書店がある。
ここは中東エリア各国から書籍を求めて客がやってくる店で紀伊国屋の売り上げ店舗ランキングでも本店や大阪・シンガポール店に次ぐ店舗だそうだ。


中には地元の偉い人が執筆した自伝が平積みに。最近の売れ筋のようだ。
アラブ語の本もあるがメインは英語の書籍だ。
そして一部には日本語書籍も販売されているので日本人在住者にとっては大変ありがたい。



ついでにフィギュアやマンガやぬいぐるみ等も販売されている。
話によるとドバイはシンガポールをライバルとして意識していたため, ドバイ政府からシンガポール店の1.5倍広い店舗をという依頼があったそうだ。
そして近年にはドバイの隣のアブダビにも紀伊国屋書店が開業した。




他にも日本系のベーカリーもあって地元の人達にも人気の様子。



外へ出ると高層ビル群の手前に噴水広場が。


ちょうど噴水ショーをやっている時間帯であった。
そのため多くの人が暑い中外へ出てショーを眺めている。
そしてその後ろにそびえる世界一高い人口建造物であるブルジュ・ハリファを見る。
が、これがあまりに高すぎてカメラの枠にはなかなかおさまらないのだ。
タワー上部の訪問についてはこちらの記事を参考。


ドバイモールには中央部にドバイ水族館もある。
ギネスにも登録された世界一大きい水槽がある事で有名だ。


水族館は二つの場所に分かれていて, チケット売り場に隣接する一方を見終えるともう一方の施設への行き方を案内してくれるのだが, 英語を理解できなかったのであろう中国人観光客グループが道が分からず難民と化してウロウロしていた。









ドバイメトロに乗って次にやってきたのはイブン・バットゥータ駅。
イブン・バットゥータというのは中世イスラム世界の有名な旅行家である。
この駅前にイブン・バットゥータ・モールの入り口がある。


ペルシャコートに始まりモールの各エリアは当時彼が訪問した国々をテーマとしている。


インドコートではバランスの悪そうな象がお出迎え。


中国コートでは派手な木造船が。
どれだけお金がかかっていることやら。


エジプトコート




そして最後に世界一美しいスタバへ。
ここは何故か日本人の間で有名なスタバの店舗だ。
といっても全体がスタバのものではなく壁や天井はショッピングモールのもので周囲に複数の他店舗があるため独立店舗という感じではない。
それでも日本人には人気があるようで自分が滞在していた間にも何人も日本人客をみかけた。
実際これだけのために来るのは微妙だが, このショッピングモール全体が非常に面白い施設なのでスタバも含めて訪ねてみるのが面白いだろう。

