【Old Town White Coffee】インドシナ・マレー半島縦横断その9:マレー鉄道に乗車できずもイポーのホワイトコーヒー本店へ

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ジョージタウンからイポーへの電車

バターワース駅からイポー駅へ行くための列車に間に合うよう早朝にホテルを発ち, まだ夜明け前にフェリー乗り場へ。

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 結構フェリーを待って, 駅へ着いた頃にはすっかり陽が登っていた。列車の発車ギリギリであったため, 急いで駅の切符売り場でイポーまでの切符を購入する。

・・・が、ダメ!

痛恨の売り切れっ・・・!!!

今まで切符購入で苦労していなかったため, 予想していなかった展開であった。

しかし, よくよく調べてみるとマレーシアの鉄道は特に土日は数日前から切符が売り切れている事も多いそう。平日にクアラルンプールやシンガポールで働いている人達が一斉に移動するからだそう。

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バスでイポーへ

しばらく茫然としてしまったが, よく考えれば駅前のバスターミナルにて大型バスが頻繁に発着していたことを思い出す。

ロータリーに出てバスチケットの建物に入っていくと, 予想通りイポー行きのバスも複数のバス会社で扱っていた。

アジアの他の国でもそうだが, 鉄道が便利ではない分だけ長距離バスが発達しているのだろう。

8時半発のバスチケットを購入。

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 バスでイポーまで移動。バスは不必要に3列シートのVIPバスであった。

イポーにはお昼に到着。

長距離バスターミナルから人に聞きながら, 街中までの行き方を訪ねると二階からターミナルシャトルバスが出ているとの事ですぐに飛び込む。

シャトルバスの終点がイポー駅からも程近いバスターミナルである。

長距離バスターミナルのように奇麗で巨大ではなかったが, スタイリッシュな建築が印象的な建物。

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イポー街歩き

近くにあるイポー駅まで歩いていく。KLまでの電車の切符を購入しようと思ったのだ。

・・・が、ダメ!!

駅の中には主要路線であるはずのイポー・クアラルンプール間の列車予約状況が示された張り紙があった。

やはり, 当日分は売り切れであった。。。

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がっかりしつつも, 市内中心部に行き, 念願の

Old Town White Coffee本店へ。

このコーヒーチェーンはマレーシアで沢山チェーン展開しているお店であり, マレーシアのコーヒー文化の象徴のような存在である。

しかし, 巨大コーヒーチェーンの本店がこんなにローカルな雰囲気のお店であったとはびっくりである。

ガイドブック等でもよく紹介されているため, 観光客が沢山いるのかと思ったら地元の人達が中心であった。繁盛している街の食事処という雰囲気だ。

そもそも海外ではWhite Coffeeはメジャーではないため, ここを目指す外国人はマレーシアにある程度滞在する人達に限られるのかもしれない。

Old Town White Coffeeが感じられる部分もあまり多くはなかったのだが, 店横のすだれにはKLで見慣れたコーヒーショップのロゴと文字が。

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お店は大変に賑わっていて, 席に着いてご飯やホワイトコーヒーを飲むには暫く待たなければならなかった。

といっても待ち順の列が出来ているわけでもなく, 空いた席に順次適当に入っていく様子で順番にうるさくない南国らしい一面も。

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 エッグタルトはマレーシア華僑文化における定番のお菓子

 下はKLのOld Town White Coffee

お店の外観は洗練されていて同じお店とは思えない

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 近くにはこの店以外にもWhite Coffeeを出す店が沢山あった。

イポーはマレーシアといいつつも, スズ鉱山の開発で栄えた経緯からマレー系よりも中華系が中心の街である。今でも国内屈指の人口を抱えている。

住んでいる人も観光している人も中華系が中心のようであった。

ただ, ジョージタウンと同じようにかつてはからゆきさんを中心として日本人も多く住んでいたようだ。

また戦前に日本人諜報員がカメラ屋へ偽装して, この街に住んでいたことでも知られている。

その後バスターミナルから郊外にある中国系寺院を見てから長距離バスターミナルへ戻って正に発車するところであった

(というよりも既に発車していたバスを走っておいかけ、笑)

KL行きのバスに飛び込むのであった。

おまけ

以下はバスを待つまでの間に暇つぶしのため寄った中華系寺院。こういった寺院が山や洞窟などイポーには結構あるようだ。

西遊記をモチーフにしたと思われる等身大の像も立っていた。

イポーはイスラム教が主流となるマレー人よりも華僑の町という印象が強い訪問であった。

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