ドバイの郊外にはシャルジャという首長国がある。
今やドバイ・アブダビの陰に隠れているが, 元々はこの地域の中心都市でありイギリスからの外交官の駐屯地が置かれたり, UAEで最初の国際空港が設置されたりと地域の歴史を支えてきた町である。
政治のアブダビ, 経済のドバイ, 文化のシャルジャとも言われる伝統文化豊かな街である。
気を付けなければならないのはドバイを車で走っていて気付かずにシャルジャ首長国に入ってしまいアルコールを積んでいる事が発覚すれば罰金である。
開放的で隣接するドバイとは対照的に伝統を守っている首長国である。


ドバイのアルグバイバやユニオンバスターミナル, アブダビからはバスが走っていてシャルジャのバスターミナルに到着する。
このバスターミナルはマーケットのすぐ目の前に到着するから観光にはなかなか便利なロケーションだ。



目の前の市場は中がフィッシュマーケットとなっていた。


魚を捌いているいる様子が窓ガラス越しに見る事ができる。



建物の奥は海沿いになっていて船が並ぶ。



市場の魚をどこで仕入れているのかと思っていたらちょうど裏で船から魚を水揚げするところであった。



この市場の反対側の建物には果物や蜂蜜やデーツなど食材が並ぶ。



そしてこの市場を離れて大通りの下を抜けて5分も歩くとシャルジャ名物のセントラルスークがお目見え。
その建物からして何かの宗教施設かと見紛うほどの豪華で洗練されたデザインの建物である。


幅はそれほどないが奥行きがかなりある構造だ。
二階の両側にも絨毯屋など小さなお店が建ち並ぶ。


シャルジャは女性の肌の露出が制限されているだけあって服装もドバイと比べればかなり保守的と感じた。
同様の構造の建物が二棟あって空中回廊で繋がっている。
この通路ではより小さな店が肩を寄せ合って並んでいて店頭の呼び込みが最も激しいザ市場の様相だ。


市場横にはモスクもある。


お腹がすいたので市場でバターコーンを購入。


バスターミナルまで戻ってくると小さな花市場も発見した。

続く