美しすぎるアブダビ大統領官邸Qasr Al Watanへ。光のナイトショーは必見!

Qasr Al Watan(カスル・アル・ワタン)

アブダビに来たら必ず訪れたい「Qasr Al Watan(カスル・アル・ワタン)」へ行ってきました。
華やかだけど品格のあるアラビア建築で、モスクを超えるほど一番好きな場所になりました。
こちらは大統領官邸で、アラビア語で قصر الوطن カスル・アル・ワタン「Palace of the Nation(国の宮殿)」という意味です。
2017年に完成し、2019年から一般公開されました。
まだできたてほやほやなのでとても綺麗に維持されていました。
各国のリーダーや政治家が訪れる重要な場所で、故安倍元首相もここでアブダビ皇太子との会談に参加しました。

Abu Dhabi Crown Prince Sheikh Mohamed bin Zayed Al Nahyan receives the Prime Minister of Japan. (WAM)より引用

ビジターセンター

入り口はビジターセンターになります。
こちらでチケット購入後に手荷物検査があります。
飲食は禁止ですが、水はOKでした。
バスに乗って正面玄関へ向かいます。

びっくりするほど広い敷地です。
これは確かにバスでの移動が必要です。

建物内へ

いよいよ建物内へ。
白い宮殿は花崗岩と石灰岩で作られているそうです。
立派な門構えがお出迎え。

宮殿の各ドアは建設に350時間もかかっているそうです。
彫刻がとっても美しいです。
23 Kのゴールドで縁取りされています。
その扉を開けて、長さ、幅、100 m の大ホールが敷地内で最も大きな部屋へ。

こちらのホールは世界最大級でグランドモスクのホールよりも大きいそうです。
白、ブルー、ゴールドの3色で彩られています。
白は平和を、ブルーは空と海、ゴールドは砂漠を表しています。
この組み合わせがとっても美しい!
シャンデリアやカーペット、どこを見てもとても豪華です。

イスラム文化では偶像崇拝を禁じていたので、人や動物などは描かれていません。
その代わり、天井や壁には5000以上の幾何学模様と花模様が使用されていました。

図書館

イスラム文化について紹介した部屋もありました。
こちらはアラビアンナイトについて。
『シャハリヤールという王がいました。
王の妃が不貞をはたらいていたことがわかり、王は彼女を死刑にします。
それからというもの、王は女性不信になり毎日新しい妻をむかえては、翌朝に処刑しました。
ある日、大臣の娘シェーラザードはこのことを知りながら王と結婚します。
シェーラザードは結婚した夜、王に物語を話して聞かせます。
夜明け近く話がちょうど面白くなると、続きは翌日の夜に話すことにしました。
こうして、毎夜アリ・ババ、アラジン、シンドバッドなどの物語を聞かせました。
そして最後には、王はシェーラザードと幸福に暮らすとにしました。』
ここで語られたのがアラビアン・ナイトに収められている物語です。

お土産

お土産コーナーも充実していました。
幾何学模様のマグカップや雑貨が販売されています。

ナイトショー

夜は19時半より光のショーが開催されていました。
席は先着順ですが、後ろの方でも十分よく見えました。

プロジェクションマッピングを使った美しい映像でした。
UAEの昔と未来が表現されています。
これを毎日開催しているなんて・・・びっくりです。

チケット・営業時間・アクセス

チケット
大人 65 AED(約2500円)
子供 30 AED
(ナイトショー込み)
営業時間
11:00~19:00
最終入場は18時
ナイトショーの最終入場は19:00
おすすめの入場時間は17時半
宮殿をじっくり観光した後に、サンセットとナイトショーを楽しむことができます。
アクセス
Qasr Al Watan
バスもありますが、時間がかかるのでタクシーがおすすめ。
エミレーツパレスという7つ星ホテルの近くなので、お茶をした後にタクシーで移動するのが良さそうです。

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