KLからJBへ
この旅をスタートしてから二週間程, 遂に最終ゴールであるシンガポールへ向かうのであった。
先ずはKLのバスターミナルからジョホールバル行きのバスチケットを購入。
流石にマレーシア第一・第二の都市を結ぶためバスの本数は多く出ており問題なくスムーズに入手できた。


途中休憩も挟む。KL – JB(ジョホールバル)の間には世界遺産であり, マレーシア随一の観光地でもあるマラッカがあるのだが, ここは以前に訪れた事があったため今回はスルーする事とした。
そしてJBのラーキンバスターミナルへ到着した。
なおKLからJB行きチケットにはこのバスターミナルへ行くものと国境へ行くものがあるようだった。
(自分はただチケットカウンターでジョホールバルを連呼していただけだが…)
バスターミナルの建物はモスクと一体化しているように見える。



建物内は結構雑多な感じでローカル色が強い。
ショッピングモールのようになっている。
ジョホールバルはかつてのジョホール王国の首都として栄え王宮やモスクなど歴史的な遺産もあるが、今回は旅程の関係上直接シンガポールへ向かうこととした。
下のinformasiを見ながら, シンガポールへ繋がっているのであろうJB Sentral 行きのバスナンバーを把握する。
写真を見れば分かるが, JBのバス網は電車がないためか, 凄く複雑。

普通の路線バスに乗って少し走るとJB Sentralへ到着。
ここで巨大な建物へ入ると中に出国管理所がある。
国境手続きを無事に終えて, シンガポールへの橋を渡るためのバスを探す。いくつか運航しているようだが, 下記のバスレーンからバスへ乗り込む。


国境の橋はスムーズに通過。時間もそんなにかからなかった。
しかし, よく見てみると反対車線は大渋滞が発生している。


ここの国境ではこの渋滞が名物だそう。
ただし、JBからSingaporeへ働きに出る人が多いことによる渋滞のため、平日朝のJBからSingapore方向と、平日夕方のSingaporeからJB方向、また週末が顕著となる。この時は平日夕方だったので反対車線が混雑していたようでSingapore方向にはガラガラであった。
そんなこんなでウッドランズでの入国も何事もなく終わらせ,
バスに乗ってMRTブギス駅へ行くのであった。

インドシナ横断・マレー半島縦断旅も最後の一国、最後の町へと到着だ。