現在、観光地として有名なドバイ博物館が休館中です。
他にどこの博物館へ行こうか・・・
グーグルマップでリサーチ。
まだ新しいAl Shindagha(アル・シンダガ)博物館へ行ってみることに。
こちらがUAEの文化や歴史を学べて大正解でした!

こちらの博物館、ドバイクリークの川沿いにあります。
昔ながらの家を模した建物の中にテーマの異なる博物館が連なってます。
訪れた時は14個の家がオープンしており、将来的には22個の家になるよう。
全てがオープンすると世界最大規模になります。

各パビリオンには、文化、食、ライフスタイル、社会など幅広いテーマが設定されていました。
これがまぁ大きいこと。
なんとか14個全て周りました・・・へとへとになるほど、見所がたくさんありすぎます。
この日だけで1万5000歩歩きました。
1日あっても全然足りません。
歴史好き、博物館好きにはたまらない場所です。
今回は、おすすめのパビリオンだけをピックアップして書き記します。
受付場所のビジターセンターを抜けて一番最初の館になります。
ドバイ・クリークは博物館がある場所でアラビア湾の入り江です。
この入り江が港となり、ドバイを貿易で有名にさせました。
ドバイの町がここから生まれたと言っても過言でないほど、非常に重要な場所です。
ここでの見どころは壮大なムービーショー。
部屋全体と扉を使った360度ショーは、迫力満点で見応えがあります。
まるで自分が船に乗っているような気分に。
過去から現在のドバイ・クリークを、眺めることができます。
ここ50年のドバイの急成長を記した映像は必見です!

続いてはUAEには欠かせない香水館。
アラブ人にとって香水は生活の一部です。
宗教的にも関係あるそうで、多くの人が香水やお香を常用します。
こちらの館では香水の元となる材料を比較して嗅ぐことができます。
世界一高価なスパイス、サフラン
サフランにもグレードがあります。
雄しべの先端(柱頭)の赤い部分だけを含んだものが高級です。
赤く着色した偽物や合成品も出回っているそう。
本物のサフランと合成サフランの匂いを比較することができます。

有名なムスクはジャコウジカの分泌物。
オスがメスを誘引するための香りです。
今ではほとんどが合成物です。
他にもアンバーグリスという初めて聞いた香石。
なんとマッコウクジラの体内で作られた結石です。
なんか凄そうだけど、匂いはよくわからなかったです。
セクシーな香りだそう。

こちらは気になる、エミラティの衣装について学ぶことができます。
女性が着るアバヤや男性が着るカンドゥーラなどがこれでもか、というほど並んでいます。
UAEで女性が着るアバヤは真っ黒なイメージがありましたが、昔はカラフルなものも着ていたようです。

こちらは昔ながらのエミラティのマスク。
この口髭の形が「私、結婚しているの。」という男達へのサインだそう。
今でも、高齢の女性が身につけているのを見かけたことがあります。
まだまだ書きたいことがたくさん。
第二弾へ続きます。

チケット
大人:50AED
5〜24歳(子供):20AED
こちらからオンライン予約可能
アクセス
バス、メトロ、タクシー
Google Map
世界最大級ドバイのアル・シンダガ
Al Shindagha博物館へ
星評価始めました。
おすすめ度
広さ度
歴史度
とにかく大きい博物館でした。
UAEの文化や歴史をたっぷり学ぶことができます。
観光で訪れる場合は、気になる館だけを効率よく回るのが良さそうです。
続編はこちら↓
この博物館の近くのスークはこちらの記事を参照に。