UAEの歴史がわかる!世界最大級ドバイのアル・シンダガ(al shindagha)博物館へ。(続き)

⑧Traditional Jewellery(ジュエリー)館

続いてジュエリー館へ
まずは古くからUAEで大切にされてきた真珠。
石油が発掘されるまで、UAEは真珠採りを生業にしていました。
この当時の真珠採りはとっても危険
今のように潜水の知識や装備がありませんでした。
たくさんの真珠採りが水圧の変化にやられて命を落としたそうです。

貴重な真珠は貿易の要として、使用されました。
色や形、大きさなどによって価値が変わります。
(そんな真珠採りも日本の真珠養殖が成功したおかげで大打撃を受け、衰退したという説があります。)

その他にもたくさんのジュエリーが紹介されています。
当時は貿易で使われる、銀貨を溶かしてアクセサリーにしていたよう。
特に銀の純度が高いコインは人気でした。

もちろん、金のアクセサリーも。
貨幣より、価値が下がりにくく安心して資産にできることから重要とされてきました。
現在でもUAEはいたるところにゴールドショップがあります。

女性用だけでなく、男性の短剣にも金や銀が用いられています。
この刀、カーブがとっても特徴的。
腰前に身につける刀で、ラクダに乗る時に邪魔にならないようこの急カーブをしているそうです。
その都度、博物館の係の方が説明してくれて、勉強になります。

⑬Life on Land(暮らし)館

伝統的なダンスや民謡が紹介されていました。
昔の人々の生活の様子、言い伝えや昔話が紹介されていました。

こちらの怖い獣。
UAEに昔から言い伝えられる、『Umm Al Duwais』という恐ろしい物語です。
この狼のような獣、元々は美しい女でした。
その美しさで男性を虜にし、遠くへ連れ出してしまいます。
夜になると女は豹変し、男達を食い荒らすというお話。
イスラムでは不倫や浮気に対してかなり厳しい立場をとっています。
この話が広がった理由の一つに、既婚の男女が間違いを犯さないよう怖がらせるため、ではないかと考えられています。

⑭Culture of the sea(海)の館

最後は、海の館
いままでの館3つ分という最大規模の博物館です。
全部回ったのでもうこのころにはへとへと。
美しい展示があるものののほぼ通り過ぎてしまいました。
ただこのVRだけは、必見。
昔のドバイの姿を3D映像で鑑賞することができます。

14館、足早にみても5時間かかりました。
想像以上に大きすぎて、充実&へとへとの1日となりました。

おすすめの館まとめ

同じ展示もいくつかあって、14館すべて周るのは少し非効率かな・・・と思いました。
面白いと思ったのは、
②Dubai Creek(ドバイ クリーク)館
③Perfume House(香水)館
⑤Beauty and Adornment(美と装飾)館
⑧Traditional Jewellery(ジュエリー)館
⑬Life on Land(暮らし)館
⑭Culture of the sea(海)の館
*こちらは2022年に行った時の感想です。
今は、増館して見どころが増えているかもしれません。

料金・アクセス

チケット
大人:50AED
5〜24歳(子供):20AED
こちらからオンライン予約可能

アクセス
バス、メトロ、タクシー
Google Map

星評価

Al Shindagha Museum
ドバイについて知るならここ!

おすすめ度

疲れる度

インスタ映え度

ドバイの博物館へ行くならここ。
昔ながらの街並みが再現されていて写真撮影にもおすすめ。
行くなら涼しい時間帯の午前中から。

前編はこちら↓

ドバイに来たらこちらのウォーターショーは必見です。