アブダビ首長国第二の町 Al Ain(アル・アイン)。砂漠の中のオアシス、Jabel Hafeet(ハフィート山)へ

歴史のある町Al Ain(アル・アイン)

アブダビ首長国には、アブダビの他にアルアインという大きな街が存在しています。
アブダビ中心地から内陸へ車で90分ほど行った場所にあり、UAE在住者でツウな人はアルアインへ遊びに行きます。
あのアラブ首長国連邦建国の父シェイク・ザイードが政治家としてのキャリアを始めた場所でもあります。

アルアインはアラビア語で「泉」
水が豊富なオアシス地域として、新石器時代に遡る何千年も前から重要な拠点とされていました。
多くの遺跡が残っており、世界最古の定住集落の一つです。

オアシスの街

街へ近づくと砂漠の中に、緑や山が現れてきました。
アブダビやドバイと違って、低い建物が多く、自然も多いです。
整備された田舎町。
なんだか運転ものんびりしているように感じます。

オマーンとの国境を見下ろす山

アルアインには多くの見所がありますが、今日は友達にロマンティックとおすすめされた景色を見に行きます。
向かうのは「Jabel Hafeet(ハフィート山)」
この頂上から街全体のオアシスを見下ろすことができます。
夕日を見るため夕方に出発。

UAEの山あるある。
緑がなく、ザ・岩山というゴツゴツした山です。
頂上への道路は綺麗に舗装されており、道幅も広いのでゆるやかに登ることができました。
途中に何度か駐車スポットやカフェもありました。

あっという間に頂上に到着。
標高は1200 mほど。
観光客向けによく整備されていて、日本の山道ドライブに慣れている人には楽々な道です。

日の入りにはちょっと間に合いませんでした。
空のグラデーションが美しいです。
砂漠がある場所は真っ暗で光がありません。
写真の真ん中の光の線はオマーンとの国境です。

頂上にレストランやカフェがありました。
下り坂の夜景も美しかったです。

星評価

アルアインのJabel Hafeet(ハフィート山)へ
星評価始めました。
ロマンティック度

美しさ度

遠い度

美しいけど、アブダビやドバイから少し遠いな。という印象です。
アルアイン観光の中では一番好きな場所でした。
ハフィート山の近くには、UAE初の世界遺産として登録された灌漑施設などが遺跡として残されています。
この過酷な砂漠地帯で、新石器時代から人類が生きていたことを示す重要な遺跡だそう。
今回はスケジュールの関係で訪れることはできずとても残念。